1トン未満なら特別教育|ただし就職で使えるとは限りません

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最大荷重1トン未満のフォークリフトは、技能講習ではなく特別教育で運転できます。手軽なのは確かですが、これで足りるかどうかは目的によって変わります。
特別教育で何ができるか
特別教育を修了すると、最大荷重1トン未満のフォークリフトの運転業務に就けます。1トン以上は技能講習の修了が必要で、特別教育では扱えません。
講習時間は12時間程度(学科6時間、実技6時間)で、2日間が一般的です。技能講習の31時間と比べるとかなり短く、費用も抑えられます。
| 特別教育 | 技能講習 | |
|---|---|---|
| 扱える機械 | 最大荷重1トン未満 | すべて |
| 時間 | 12時間程度 | 11〜35時間(保有免許による) |
| 実施できる人 | 事業者が自社で実施できる | 登録教習機関のみ |
| 費用の目安 | 1万円台〜 | 2万円前後〜(11時間コース) |
1トン未満の機械は意外と少ない
ここが実務上の要点です。現場で使われているフォークリフトの多くは1トン以上です。1トン未満は小型のウォーキー式や、狭い場所専用の小型機が中心になります。
つまり特別教育だけを持っていても、職場にある機械が1トン以上なら動かせません。「せっかく取ったのに使えなかった」というのはこのパターンです。
すでに勤めている会社で、扱う機械が1トン未満だと分かっているなら特別教育で足ります。そうでないなら、最初から技能講習を受けたほうが結果的に安く済みます。
求人での扱い
求人票に「フォークリフト免許」と書かれている場合、ほぼ技能講習の修了証を指しています。特別教育の修了証では条件を満たさないことが多いと考えてください。
履歴書に書くときも、技能講習と特別教育は別のものとして正確に書く必要があります。書き方は正式名称と履歴書の書き方にまとめています。
どちらを受けるかの判断
- 就職・転職に使いたい → 技能講習
- 今の職場の1トン未満の機械を動かす必要が出た → 特別教育で足りる
- 会社が費用を出してくれる → 技能講習。差額はわずかで、使える範囲が段違いです
- とにかく安く早く → 特別教育だが、使える場面が限られることを承知のうえで
違いの詳細は技能講習と特別教育の違いで解説しています。会社に費用を出してもらう方法は会社負担で取るをご覧ください。
対応する教習機関
メーカー系キャタピラー教習所 東関東教習センター
キャタピラーの登録教習機関。出張講習に対応。
メーカー系コベルコ教習所 尼崎教習センター
コベルコ建機グループの教習機関。外国語コース・eラーニングに対応。
メーカー系キャタピラー九州 福岡教習センター
キャタピラーグループの登録教習機関。建機系の技能講習を幅広く実施。