フォークリフトの燃料の違い|屋内で使うなら選択肢は限られる

最終更新日: 2026-08-01

フォークリフトを選ぶとき、種類の次に決めるのが動力です。ここは好みではなく、使う場所でほぼ決まります。特に屋内で使うなら、選べるものは限られます。

この記事の目次
  1. 屋内か屋外かでまず絞られる
  2. バッテリー式の落とし穴は充電時間
  3. LPGという選択肢
  4. 総額で比べる

屋内か屋外かでまず絞られる

バッテリー式エンジン式(ディーゼル等)LPG式
排ガスなし多い比較的少ない
屋内での使用最適換気が十分でないと不可換気があれば可
静か大きい中程度
力(登坂・重量物)やや弱い強い強い
連続稼働充電が必要。1回の充電で数時間給油すればすぐ再開ボンベ交換ですぐ再開
本体価格高い安い中程度
運転費安い燃料価格に左右される中程度

食品や医薬品を扱う倉庫では、排ガスの問題からバッテリー式一択になります。逆に屋外のヤードで重量物を長時間扱うならエンジン式が現実的です。

バッテリー式の落とし穴は充電時間

バッテリー式で見落とされやすいのが充電に要する時間です。従来の鉛バッテリーでは、充電に8時間前後、そのあと冷ます時間も要ります。つまり1日1シフトなら回るが、2交代・3交代では足りないということが起きます。

対策としては、バッテリーを2セット持って交換しながら使う、急速充電に対応した機種にする、リチウムイオンバッテリーの機種を選ぶ、といった方法があります。リチウムイオンは継ぎ足し充電ができるので、休憩時間に足すという使い方ができます。ただし本体価格は上がります。

バッテリーの寿命と扱いについてはバッテリー交換で解説しています。

LPGという選択肢

日本ではあまり見かけませんが、LPG(プロパン)を燃料にする機種があります。ボンベを交換するだけで再開できるので稼働率が高く、ディーゼルより排ガスがきれいです。

難点はボンベの調達と保管です。供給してくれる業者が近くにいるかどうかで、実用性が変わります。導入前に燃料の供給体制を確認してください

総額で比べる

本体価格だけを見るとエンジン式が安く見えますが、燃料費と整備費を含めた5年、10年の総額では逆転することがあります。判断の材料はこうなります。

  • 稼働時間が長いほど、運転費の安いバッテリー式が有利になる
  • 稼働時間が短いなら、本体が安いエンジン式で足りる
  • バッテリー式は数年ごとにバッテリー本体の交換費用が発生する。ここを計算に入れる
  • エンジン式はオイル交換などの定期整備が要る

購入かレンタルかの判断はレンタルとリースの違いもあわせてご覧ください。

対応する教習機関

メーカー系キャタピラー教習所 東関東教習センター

会場:千葉県柏市(常磐道柏IC近く)

キャタピラーの登録教習機関。出張講習に対応。

メーカー系コベルコ教習所 尼崎教習センター

会場:兵庫県尼崎市

コベルコ建機グループの教習機関。外国語コース・eラーニングに対応。

メーカー系キャタピラー九州 福岡教習センター

会場:福岡

キャタピラーグループの登録教習機関。建機系の技能講習を幅広く実施。

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