玉掛けの学科試験対策|出題される3科目と「落ちた」を防ぐ覚え方のコツ
玉掛け講習の学科試験は、講習中に「ここが大事」と示された箇所からほぼそのまま出ます。出題は3科目で、つまずきやすいのは力学の計算だけ。覚え方のコツをまとめました。
学科試験の科目と合格基準
試験は講習最終盤に行われ、科目はおおむね次の3つです。
- 玉掛けの方法。用具(ワイヤー・スリング)の選定、つり角度と張力の関係、あだ巻き・目通しなどの掛け方
- 力学の知識。質量・重心・張力の基礎計算。つり角度が大きくなるほどワイヤーにかかる力が増える、が最頻出
- 関係法令。ワイヤーの廃棄基準(素線切れ・摩耗・キンク)、点検義務など
合格基準は各科目4割以上かつ全体6割以上が一般的。講習をまじめに聞いていれば十分に到達できる水準です。
つまずきやすいポイントと覚え方のコツ
- つり角度と張力。「角度が開くほどワイヤーは苦しい」とイメージで覚える。60度と90度の張力係数は数字ごと暗記が早い
- 質量の目測。「体積×比重」の型を作る。鉄は7.85、コンクリートは2.3あたりが頻出
- ワイヤーの廃棄基準。「素線切れ10%」「直径の摩耗7%」など数字系は語呂で固める
- 講師が「試験に出ます」と言った箇所はその場でテキストに星印。試験前の見直しはその星だけで足ります
落ちたらどうなる?
多くの教習機関で補講+再試験の救済があります(当日中の再試験や後日再受験など、機関によって扱いが異なる)。不合格でも講習が無駄になるわけではないので、申込み時に再試験の条件を確認しておくと安心です。実技試験(用具選定・合図・掛け外し)は反復練習の成果がそのまま出るので、練習時間内に手順を体に入れましょう。
フォークリフトとどちらを先に取るべき?
就職の即効性ならフォークリフトが先、クレーンのある現場(製造・建設・鉄鋼系)が決まっているなら玉掛けが先です。両方取るなら同じ教習機関で連続受講すると日程調整がラクで、割引がある機関もあります。玉掛け対応の教習機関一覧からどうぞ。
対応する教習機関
メーカー系キャタピラー九州 福岡教習センター
キャタピラーグループの登録教習機関。建機系の技能講習を幅広く実施。
協会系福岡県労働基準協会連合会
労働基準協会系の教習機関。県内各地で技能講習を開催。
メーカー系コマツ教習所 福岡センタ
コマツグループの登録教習機関。予約から受講までWebのマイページで完結。土日開催講習あり。