床上操作式クレーン技能講習ガイド|5トン以上の天井クレーンを扱う定番資格
工場の天井クレーンをペンダントスイッチで操作するための資格が、床上操作式クレーン技能講習です。つり上げ5トン以上を扱える、製造業でいちばん使われるクレーン資格。玉掛けとセットで持ってこそ価値が出ます。
「床上操作式」とはどんなクレーン?
床の上からペンダントスイッチ(吊り下げボタン)で操作し、荷の移動とともに操作者も移動するタイプのクレーンです。工場の天井クレーン(ホイストクレーン)の多くがこれに当たります。運転席に乗り込むタイプ(クラブトロリ式等)は別資格(クレーン・デリック運転士免許)になります。
5トン未満なら特別教育でOK
| クレーンの種類 | 必要な資格 |
|---|---|
| つり上げ5t未満のクレーン | クレーン特別教育(13時間程度・1.5万〜2.5万円) |
| つり上げ5t以上の床上操作式 | 床上操作式クレーン運転技能講習 |
| 5t以上で運転席搭乗式など | クレーン・デリック運転士免許(国家試験) |
自分の職場のクレーンが5t以上か・床上操作式かで必要資格が変わります。求人応募前に確認しましょう。
講習時間と費用
- 講習時間: 20時間(3日間)が基本。クレーン特別教育修了+実務経験などで一部短縮の扱いがある機関も
- 費用: 3.5万〜4.5万円前後
- 修了試験: 学科・実技とも講習内容から出題。合格率は高水準です
玉掛けとセットが「現場の常識」
クレーンを動かす資格と、荷を掛ける資格(玉掛け)は別物。1人でクレーン作業を完結するには両方必要なので、求人でも「床上操作式+玉掛け」のセット保持者が優遇されます。同時受講で日程を組める教習機関が多く、玉掛けを先に取っておくと床上の講習も理解が速くなります。クレーン系講習の教習機関一覧からどうぞ。
対応する教習機関
メーカー系キャタピラー九州 福岡教習センター
キャタピラーグループの登録教習機関。建機系の技能講習を幅広く実施。
協会系福岡県労働基準協会連合会
労働基準協会系の教習機関。県内各地で技能講習を開催。
メーカー系コマツ教習所 福岡センタ
コマツグループの登録教習機関。予約から受講までWebのマイページで完結。土日開催講習あり。