クレーン資格はどれを取ればいい?特別教育・技能講習・免許の違い早わかり

最終更新日: 2026-07-29

クレーンの資格は特別教育・技能講習・免許の3階建てで、名前が似ていて非常に紛らわしい体系です。自分の現場にどれが必要なのか、1枚の早見表と現場別の具体例で整理しました。

この記事の目次
  1. クレーン資格の3階建て構造【早見表】
  2. 現場別・必要な資格の具体例
  3. 「ユニックの資格」と聞かれたら
  4. ショベルローダーはフォークリフトの資格で乗れる?
  5. 結局どの順で取るのが得?

クレーン資格の3階建て構造【早見表】

レベル資格扱える範囲費用・期間
①特別教育クレーン特別教育つり上げ5t未満のクレーン1.5万〜2.5万円・2日
①特別教育玉掛け特別教育1t未満のクレーン等での玉掛け1.5万円前後・2日
②技能講習床上操作式クレーン5t以上の床上操作式3.5万〜4.5万円・3日
②技能講習小型移動式クレーン1t以上5t未満の移動式(ユニック等)2.6万〜3.5万円・3日
②技能講習玉掛け1t以上のクレーン等での玉掛け2.2万〜2.8万円・3日
③免許クレーン・デリック運転士5t以上全般(搭乗式含む)国家試験・教習で10万円超
③免許移動式クレーン運転士5t以上の移動式(ラフター等)同上

原則は「小さいのは特別教育、中間は技能講習、大きいのは免許」。上位資格は下位の範囲をカバーします。

現場別・必要な資格の具体例

  • 町工場の2.8tホイストクレーン → クレーン特別教育+玉掛け技能講習(荷が1t以上なら)
  • 製造工場の10t天井クレーン(ペンダント操作) → 床上操作式クレーン技能講習+玉掛け技能講習
  • 建材配達のユニック車 → 小型移動式クレーン技能講習+玉掛け技能講習(+トラックの運転免許)
  • 大型のタワークレーン・ラフタークレーン → 運転士免許の世界

「ユニックの資格」と聞かれたら

現場で言う「ユニック(トラック搭載型クレーン)の資格」は、つり上げ荷重によって①1t未満=小型移動式クレーンの特別教育相当 ②1t以上5t未満=小型移動式クレーン運転技能講習(これが定番) ③5t以上=移動式クレーン運転士免許、に分かれます。求人の「要ユニック資格」はほぼ②を指します。

ショベルローダーはフォークリフトの資格で乗れる?

乗れません。ショベルローダー・フォークローダーは別資格で、最大荷重1t以上はショベルローダー等運転技能講習(2万〜3万円前後・2〜3日)、1t未満は特別教育です。フォークリフト技能講習修了者は学科の一部が免除されるコース設定を持つ機関が多く、追加取得のハードルは低めです。港湾・製材・農業倉庫系の現場で求められることがあります。

結局どの順で取るのが得?

倉庫・製造系なら「フォークリフト→玉掛け→(職場のクレーンに応じて)床上操作式 or 小型移動式」の順が定番です。特別教育で済む職場でも、転職を見据えるなら技能講習で取っておくと上位互換で無駄がありません。費用対効果の全体像は稼げる資格ロードマップへ。

対応する教習機関

メーカー系キャタピラー九州 福岡教習センター

会場:福岡

キャタピラーグループの登録教習機関。建機系の技能講習を幅広く実施。

協会系福岡県労働基準協会連合会

会場:福岡県内各会場

労働基準協会系の教習機関。県内各地で技能講習を開催。

メーカー系コマツ教習所 福岡センタ

会場:福岡

コマツグループの登録教習機関。予約から受講までWebのマイページで完結。土日開催講習あり。

小型移動式クレーンの教習機関一覧を見る

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