女性でもフォークリフトの仕事はできるか|実際のところ

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フォークリフトの現場に女性は少数です。ただしそれは体力の問題というより、これまでの慣習によるところが大きい。実際に何が問題になるのかを、具体的に見ておきます。
運転そのものに体力はほとんど要らない
フォークリフトの操作は油圧とパワーステアリングで動きます。力の要る操作はありません。腕力で差がつく仕事ではないのです。
実際に体力を使うのは、フォークリフト以外の部分です。
- 荷崩れの直し、ラップ巻き、ラベル貼りといった手作業
- 1日に何十回もの乗り降り
- リーチ式なら立ちっぱなしの姿勢
- 夏の屋外、冬の冷凍庫といった環境
つまり「フォークリフトに乗る時間が長い仕事」ほど、体力の差は出にくくなります。求人を選ぶときに乗車の割合を確認する意味はここにもあります。
講習で困りやすいところ
- 座席の位置:小柄だとペダルが遠いことがあります。座席は前後に調整できるので、遠慮せず合わせてください。クッションを持ち込む人もいます
- 乗り降り:ステップが高い機種があります。手すりを使って3点支持で昇り降りするのが基本です
- 更衣室とトイレ:教習機関によっては設備が男性向けのことがあります。気になるなら申し込み時に確認を
- 髪と服装:長い髪は必ずまとめます。巻き込みは実際に起きる事故です
持ち物と服装は当日の持ち物と服装にまとめています。
働き方の選び方
環境の負担が小さい順に整理すると、こうなります。
| 現場 | 環境 |
|---|---|
| 屋内の常温倉庫(リーチ式) | 空調のある現場もある。乗車割合が高いことが多い |
| 製造業の構内物流 | 屋内が中心。決まったルートの反復が多い |
| 冷凍・冷蔵倉庫 | 寒さがきつい。ただし手当が付くことが多い |
| 屋外ヤード(建材・鋼材) | 天候の影響が大きい。手作業も多い |
時間の融通という面では、パートや短時間シフトの募集がある倉庫が選びやすくなります。資格を持っていると、同じ倉庫内でも仕分けや検品より時給が高いことが多いので、時間あたりの効率はよくなります。
現場に入ってから
少数派である以上、最初は目立ちます。ただしフォークリフトの評価は「安全に、正確に、止めずに回せるか」で決まるので、乗れることが分かればその話は終わります。
職場を選ぶときに見ておきたいのは、更衣室やトイレといった設備が整っているか、女性の在籍実績があるか、という点です。求人票では分からないので、見学や面接で確認するのが確実です。
対応する教習機関
メーカー系キャタピラー教習所 東関東教習センター
キャタピラーの登録教習機関。出張講習に対応。
メーカー系コベルコ教習所 尼崎教習センター
コベルコ建機グループの教習機関。外国語コース・eラーニングに対応。
メーカー系キャタピラー九州 福岡教習センター
キャタピラーグループの登録教習機関。建機系の技能講習を幅広く実施。