体の負担と長く働くための対策
フォークリフトは力仕事ではありませんが、同じ姿勢・振動・乗り降りの繰り返しが、静かに体に蓄積します。10年20年と乗り続けるための、体のメンテナンス知識をまとめました。
負担がかかる場所と原因
- 腰:座位の振動(カウンター式)と立位の持続(リーチ式)、後方確認のひねり。オペレーターの職業病の筆頭
- 首・肩:後方確認の首振り、高所の棚を見上げる姿勢の繰り返し
- 膝・足首:乗り降りの飛び降り、リーチ式の立ちっぱなし
- 全身の疲労:路面の凹凸からの振動。古い車両・硬いタイヤ・荒れた床の組み合わせで増幅される
どれも1日では何も起きず、数年単位で効いてくるのが厄介なところ。若いうちからの対策に価値があります。
作業中にできる対策
- シートを合わせる(カウンター式):座面の高さ・前後・サスペンションシートの体重調整。合っていないシートは振動を直接腰に伝える
- 乗り降りは三点支持で、飛び降りない:ステップからの飛び降りは膝への負担と捻挫の元。地味だが効果最大の習慣
- ひねりは腰でなく体全体で:後方確認は腰だけひねらず、可能な範囲で体ごと向きを変える。ミラーの併用で首振り回数そのものを減らす
- リーチ式はフロアマットと靴:クッション性のあるインソール・疲労軽減マットの敷かれた機種を。立ち姿勢は膝を軽く緩めてロックしない
- 休憩時に伸ばす:腰と首のストレッチを休憩のルーティンに。固まる前に伸ばすのがコツ
職場と日常でできること
対応する教習機関
メーカー系キャタピラー九州 福岡教習センター
キャタピラーグループの登録教習機関。建機系の技能講習を幅広く実施。
協会系福岡県労働基準協会連合会
労働基準協会系の教習機関。県内各地で技能講習を開催。
民間JCフォークリフト教習センター
フォークリフト講習専門の教習センター。Webで日程確認・申込みができる。