雨天作業の注意点

最終更新日: 2026-08-17

屋外ヤードや庇の下での作業は、雨の日にリスクの種類が変わります。滑る・見えない・荷が濡れる。この三重苦への対策を、現場目線でまとめました。

この記事の目次
  1. 「滑る」への対策
  2. 「見えない」への対策
  3. 「濡らさない」と自分の装備

「滑る」への対策

  • 制動距離が伸びる前提で速度を落とす:濡れた路面、特に鉄板・マンホール・白線の上はタイヤが滑りやすい。急ブレーキ・急旋回を封印する
  • 屋外スロープは最徐行:雨天の下りは晴天の倍慎重に(坂道の記事
  • タイヤの状態を点検:摩耗したタイヤは雨で一気に危険度が上がる(タイヤの記事)。始業前点検で溝と空気圧を
  • 乗り降りの足元:濡れたステップでの滑落は地味に多い労災。手すりを持って三点支持で

「見えない」への対策

  • 雨と曇りで視界が落ちる:キャビン付き車はワイパー・デフロスターの作動確認を始業前に。ガラスの油膜取りも効く
  • 周囲からも見えにくくなっている:雨の日は歩行者もフードや傘で視界が狭い。「自分が見えない」と「相手から見えない」の両方が起きる。ライト点灯と控えめなクラクションの併用を
  • 水たまりの下は見えない:深さ・穴・段差が隠れる。既知の凹凸マップを頭に入れ、不明な水たまりは避ける

「濡らさない」と自分の装備

  • 荷の濡れ対策:段ボールは濡れると強度が激減し、荷崩れの起点になる。シート掛け・屋根下への段取り替え・雨足の弱いタイミングの見計らいなど、現場の指示に沿って。濡れた段ボールの段積みは崩壊リスクと隣り合わせと覚えておく
  • 雨具はセパレート型:ポンチョ型はレバーや車体に引っかかり危険。上下分かれた作業用レインウェア+滑りにくい手袋が基本
  • 視界を妨げるフードのかぶり方に注意:フードで左右の視野が消える。ヘルメット+フードの順番と調整で視野を確保
  • 豪雨・雷の時は作業中断の判断を。荷物より人命、は全ての現場の大前提

雨の日は「いつもより2割遅く、2倍確認」。それだけで雨天事故の大半は防げます。

対応する教習機関

メーカー系キャタピラー九州 福岡教習センター

会場:福岡

キャタピラーグループの登録教習機関。建機系の技能講習を幅広く実施。

協会系福岡県労働基準協会連合会

会場:福岡県内各会場

労働基準協会系の教習機関。県内各地で技能講習を開催。

民間JCフォークリフト教習センター

会場:福岡

フォークリフト講習専門の教習センター。Webで日程確認・申込みができる。

フォークリフト技能講習の教習機関一覧を見る

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