土日コースでの取得ガイド
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平日は仕事。となると頼みは土日コースですが、「土日は何か月も先まで満席」という声もよく聞きます。実際、土日だけでフォークリフト免許(正確には技能講習修了証)は取れるのか、何日かかるのか、途中で休んだらどうなるのか。働きながら週末で取り切るための現実的な段取りを、疑問に答える形で順に解説します。
土日だけでフォークリフト免許は取れるのか?
取れます。多くの教習機関が土日開催の「週末コース」を設けており、平日に一度も休まず修了することは十分可能です。ただし全員が同じ日数で済むわけではなく、保有免許によって受講時間が変わります。
| 条件 | 受講時間 | 土日換算 |
|---|---|---|
| 普通免許あり(最大荷重1トン以上) | 31時間 | 土日×2週(計4日)が標準 |
| 免許なし | 35時間 | 4〜5日。週末のみだと2〜3週にまたがる |
| 実務経験等による短縮該当者 | 11時間等 | 土日2日で終わる場合も |
つまり普通免許を持っている人なら、「2週連続の土日を空ける」ことが実質的な条件になります。逆に言えば、出張や家庭の予定で2週連続が組めない月は避けたほうが無難です。時間区分の詳細や自分がどのコースに該当するかはコース区分の記事で確認できます。
では、その日程は具体的にどう組まれているのか。次に週末コースの中身を見ていきます。
土日コースの日程の組まれ方
31時間コース(普通免許あり)を土日で組む場合、標準的なパターンは次の通りです。
- 2週連続の土日(計4日):もっとも一般的。1週目に学科+実技の前半、2週目に実技の後半と試験
- 土曜のみ×4週:毎週土曜で1か月かけるパターン。日曜を空けたい人向け
- 教習機関によっては金土日の3日間コース(1日の時間が長い)もある
注意したいのは、連続した週で受講が前提になっていること。1週目と2週目の間隔が空くコースは少なく、途中で欠席すると振替が難しい場合があります。予定を確実に空けられる週を選んでください。
日程のパターンが分かったら、次の関門は予約です。土日枠は年間を通じて争奪戦になります。
混雑時期と予約のコツ
土日コースは全時期を通じて人気ですが、特に混むタイミングがあります。
- 混雑期:3〜4月(新年度・転職期)、9〜10月(下期入り)、長期休暇前。この時期の土日枠は1〜2か月前に埋まることも
- 狙い目:梅雨時・真夏・年末年始明け。屋外実技のある講習は天候の悪い時期が空きやすい
- 予約のコツ:第3希望日まで持って電話する/キャンセル待ちに登録する/近隣の複数機関に問い合わせる(同じ市内でも空きは機関でバラバラ)
お急ぎの場合は、少し遠くても空いている機関で取るほうが早いことがあります。エリアページで近隣の教習機関を並べて確認できます。
予約の段取りと並んで多い質問が「そもそも最短で何日かかるのか」。日数の全体像も押さえておきましょう。
フォークリフトの免許は最短何日で取れる?
普通免許ありの31時間コースで最短4日、連日通える人なら平日連続4日間でも取れます。土日のみの場合は前述のとおり2週間(土日×2)が最短ラインです。
「もっと早く」を狙う場合の選択肢は次のとおりです。
- 金土日の3日間コース:1日あたりの時間が長い集中型。開催機関は限られますが、有休1日で済むのが利点
- 平日連続コース+有休:転職の谷間など、まとまった休みが取れるなら最速。月〜木の4日間で終わる機関が多い
- 夜間コースとの組み合わせ:平日夜間に学科を済ませ、実技を週末に寄せる形。開催機関は少数派ですが、土日を1回分減らせることがあります(夜間コースの記事)
注意点として、受講時間は労働安全衛生法に基づく法定時間なので、どの機関でも「短縮コース」で時間そのものが減ることはありません。差が出るのは日程の組み方だけです。最短パターンの詳細は最短日数の記事にまとめています。
講習を休んだり遅刻したらどうなる?
技能講習は全時間の出席が修了の前提です。欠席した時間分は原則としてそのままにできず、補講や別日程への振替が必要になります。土日コースの場合、ここが最大の落とし穴です。
- 1週目と2週目はセット:2週連続土日のコースで2週目を欠席すると、続きだけを受けられる日程が近くにあるとは限りません。数週間〜数か月先になることもあります
- 遅刻も同様:受講時間が法定時間に満たなくなるため、大幅な遅刻はその日の受講自体が認められないことがあります。初日は受付・オリエンテーションもあるので、余裕を持って到着を
- 体調不良・急な仕事:振替の可否と費用(振替手数料の有無)は機関ごとに規定が違います。申込み時に「欠席時の扱い」を確認しておくと安心です
要するに、土日コースは「予約が取れた2週分の土日を、何があっても空け続けられるか」の勝負です。繁忙期の仕事や家族の予定と重ならない週を選ぶことが、結果的に最短ルートになります。遅刻・欠席時の扱いの詳細は遅刻・欠席の記事を参照してください。
ここまで自費・週末前提で話してきましたが、実はその前に確認してほしいことがあります。
会社に相談する選択肢も忘れずに
土日で取り切るための段取りまとめ
最後に、働きながら土日でフォークリフト免許を取るための段取りを整理します。
- 自分のコース(31時間か35時間か)を確認する
- 2週連続で土日を空けられる週を、希望時期の1〜2か月前に決める
- 近隣の複数機関に空きを問い合わせ、第3希望日まで持って予約する
- 会社負担・資格手当の制度がないか、並行して確認する
- 予約した週は予定を入れない。欠席時の振替規定も控えておく
費用の全体像は費用の記事で、お住まいの地域の教習機関はエリアページから確認できます。土日2回、体だけ空けてしまえば、あとは講習が資格まで連れて行ってくれます。
対応する教習機関
メーカー系キャタピラー九州 福岡教習センター
キャタピラーグループの登録教習機関。建機系の技能講習を幅広く実施。
協会系福岡県労働基準協会連合会
労働基準協会系の教習機関。県内各地で技能講習を開催。
民間JCフォークリフト教習センター
フォークリフト講習専門の教習センター。Webで日程確認・申込みができる。